なんだかマヂでここまでくると色気もへったくれもないわね(爆)w
マコのキャラが変わってしまうわっ(汗)
…まぁ、そのうちまたオトメチックネタを用意して軌道修正ちまちょうw
さて、シリーズも(自分で勝手に)盛り上がってきまちた!今回の週刊現代さんの記事にはツッコミどころが満載なため、なんかついつい日ごろのウップンまでぶつけてしまうようね(笑)
例によって青色が週刊現代(3/6)からの引用でしゅ。
「東北中央道の東根~尾花沢間を建設する山形県土木部交通基盤課高速道路整備推進室の高橋建一室長はこう回答する。『広域経済圏の促進、観光・文化の交流、医療・防災危機管理面での充実など高速交通ネットワーク化の効果は大きい。高速道路ができればこれまで約30分かかった移動時間が半分に短縮される。』」
これが建設賛成派の典型的な意見。昔からこういった回答は決り文句のようなもので、パンフレットとかにも書いてあるわ。ただ、基本的に今も昔も変わらない必要性なので、反対派からは空文に見えるのかもしれないわね。ではマコが解説を補足ちまちょう。
反対派の疑問の第一には「一般道で十分じゃないか」というのでしょうね。ところが、前にも書いたように一般道では1時間到達圏が狭すぎるために高速がある地域よりも医療体制が貧弱になる。そして長距離移動に時間がかかるためにこの場所を拠点とした産業が成立できない場面が多くなる。そして、高速道路は一般道路よりも高い安全基準で造られているので大災害に強いにゅ。もっとも自然の脅威は阪神大震災のように人間の無力さを思い知らされるけど、新潟県中越地震のときは高速道路の効果が存分に発揮されたのよ!高速道路の基本構造は震度7に耐えて発災からわずか1日で緊急車用の交通を確保したんだからたいしたものだわ(一般道も新幹線も長期にわたってストップしたのに)。
都会の人は高速道路の効果を渋滞解消という一面からしか見ない人が多いから地方の道路を直感で無駄だと断ずるけど、必要性の議論の中では高速道路が果たす役割は人命に関わる大事なものばっかりなのよ。そして、記事の中に出てくる東北中央道はこの資料9ページを見てもわかるように、100の投資に対して370の効果があるという結果が出ており、Cランク(4段階の3:ある程度の必要性が認められる)と判定され、しかも有料方式よりも新直轄方式の方が効果が大きいと出て新直轄が決まったのにゃ。
この記事が有用なものであるためには、この事実を踏まえたうえで賛成派意見に指摘しなければいけないにゅ。
「道路族たちは公共事業を生み出して、雇用対策を図り票に変えたいのが本音です」
これはマコもおそらくそのとおりだと思うのわ。だけど、だからといって道路の必要性を否定したわけではないということがわかるかしら?昨日言ったように、この記事はこの一文でもって賛成派意見がたてまえだけのように見えるように工夫しているので道路の必要性まで否定されているように錯覚してしまうのダ。だけど、こういうふうに冷静に見ると、記事は賛成派意見を実際に否定していないし、否定できる根拠も示していないのにゃ。結局この記事は、賛成派意見をバックアップする資料が公開されてしまっているうえに、これを真正面から否定する根拠がないために、この公表している資料があることを知らない人だけつかまえて盛り上がろうとしているわけにゅ!
建設の是非を問うなら、イマドキこういう論調で迎合を得ようなんて幼稚としかいいようがないわ。ちゃんとした新聞とかを読めばもっと高次元な議論になっているのに、あまりにもお粗末ね。
「それ以外にも各高速道路会社がこれから建設する高速道路にも遅かれ早かれ税金が投入されるのは目に見えている。高速道路3社は新たに造る道路の建設費に加え、旧公団から引き継いだ40兆円の借金も含めて総額50兆円を45年以内に返済するという。」
この段落はほぼすべてウソよ!税金が投入されるときというのはまさに道路事業が破綻した場合のことなんだけど、この記者が言うほど目に見えて明らかとはいえないにゅ。記者が目に見えているという根拠は次の段落で述べているけど、そこでもウソが述べられているので税金投入があるかどうかはまだわからないというのが正解よ。それと、40兆円の借金は高速道路3社でなくて6社よ。このうち本四会社分は道路特定財源で補填されることが決まっているので高速道路会社で返す借金はもう少し少ないのダ。念のため言うと、借金を返すのは高速道路会社でなくて債務返済機構ね。高速道路会社は債務返済機構に決まった額のリース料を払う仕組みなので、「高速道路会社が返済する」というのもウソなんだけど、まぁそのへんは似たようなもんなので大目にみまちょうw
「『これも絵に描いた餅です。東京湾アクアラインや本州四国橋の例を出すまでもなく、これまで公団は大甘な交通需要予測で道路を造り赤字をタレ流してきた。99年の整備計画の予測も全く見直されていない。結局、借金の返済計画は破綻するでしょう。銀行救済のために国が税金を投入したように、高速道路各社救済にも血税がタレ流しになるのです。』」
この段落は全部ジャーナリスト横田氏の主張の引用なんだけど、これっていつ言ったものなんでしょう?と疑いたくなる内容ね。今言ってるとしたらジャーナリスト失格。1年以上前に言ったものを記者が今ごろ引っ張ってきたならジャーナリストに失礼すぎ。1年以上前に猪瀬さんがテレビの前で予想交通量のいい加減さに激昂してたのを見てなかったのかしら?実はあのときそれがきっかけとなって全国的に交通量予測が見直されて今公開されている便益計算は見直された予想交通量に基づいているのよ。ちょっと古すぎてネット上ではみつけられなかったけど、猪瀬さんが公開させたハズだからどこかにあるわ。あれだけ騒いだ事件をジャーナリストが知らずにこんな主張をするようでは情報と発言でお金もらってる人なら失格といわれても仕方がないでしょ。
参考までに、マコの家の近くで建設中の常磐自動車道は大甘時代の予測で21,900台/日とされていたものが、騒ぎの時に見直されて8,500台/日に修正されているのにゃ。マコの経験では常磐自動車道が8千台は逆に少なすぎよっw
とまぁ、こんなふうに交通量予測はかなりキビシめで、金利予測も4%と今の現実を考えるとかなり厳しく改められているのわ。それと、破綻がないだろうと考える根拠はまだあと2つあるのにゃ。
ひとつに、借金の返済は債務返済機構が行い、高速道路会社は毎年決まったリース料を払うので交通量予測があたろうがはずれようが高速道路会社は機構に決まったリース料を払わないといけないにゅ。リース料は交通量予測に基づいてあらかじめ計算されるので、実は高速道路会社はリース料を安くするために交通量予測をあえて厳しく見積もったと考えられるのダ!(少なくともそういうインセンティブが働く。)厳しく見積もっているんだから実現は十分可能なわけよ。
次にこれからの高速道路会社の原資は財投機関債という政府保証のない債券が主体。だから、破綻することが明白なのであれば誰も債券を買わないから今時点で資金調達は不可能なハズなのにゃ。一部の有識者は最後には政府が面倒をみてくれるだろうから結局は国の保証があるのと同じ、というようだけど、それはそうかもしれないけどどこにも根拠がないので憶測に過ぎないにゅ。だから今は市場が交通量予測や破綻リスクをチェックしているのでムチャはできない仕組みになっているのダ!
「新たな道路建設を一切しなければ40兆円の借金は35年と10年も早く返済できると、当の政府ですら試算している。」
絵に描いた餅って言いながら、この部分はあっさり認めるのかしら?この一文は何のためにここにあるのかよくわからないけど、どちらかというと賛成派意見に有利な情報じゃないかしらね。40兆円の借金に対して毎年2兆円の料金収入があるんだから、20年で元本が返済できるのは小学生でもわかるわよね。その20年の間に発生する金利分はさらに15年で返済できるというのは単純に考えて妥当ね。つまり、「破綻するのは目に見えている」といきまいて言っていた内容と矛盾しているのにゃ。
「ムダづかいは即刻やめてもらいたい」
ここまでの説明でおわかりのように、「ムダ」の定義がいかに曖昧で時期を逸し、自分勝手な理論であるかがわかるでしょ?残念なことに、ムダという言葉はこういういい加減な議論の末に多くの人に根付いてしまったのにゃ。マコは完全な賛成派ではないから、「ムダ」という主張をしてはいけないというつもりはないのよ。でも、あまりに考え無しに自分だけの価値観で勘でモノをいう人がいかに多いか気づいてほしいのわ。今も全国に「早く道路ができていれば死なずにすんだのに…」という人が毎日のように出ていることを忘れてはいけないのにゃっ!
極悪人のマコより悪い人間になってはダメよっ(`△´)b
(いちおうまだその7へ続く)