2021年2月20日 (土)

eスポーツという言葉が子供の一生を破壊する

最近のニュースで、藤井聡太さんが高校を中退する報道がありました。将棋一本に打ち込むためでしょうけど、既にトップの仲間入りしている時点ですから何の心配もないですが、一方で最近「eスポーツ」という言葉がもてはやされてきています。

子を持つ親御さんはこんな心配が頭をよぎったことはないでしょうか。

もしも子供が「僕はeスポーツの選手になるために学校を辞めたい」と言い出したら。

ゲームが遊びと同義であれば勉強の方が大事と言い切ってもいいでしょうけど、職業訓練だと言われたらどうやって反論すべきか…。もちろん親の指導権として問答無用でそんな職業は認めないと切り捨てることもできますが、親子の軋轢にはしたくない。eスポーツという言葉が出現したせいでどうやって子供に納得させられるかが難しくなったわけです。

楽しいゲームを罪悪感なくプレイしたい気持ちはわかるんです。マコだっていまだにゲームは大好きですし、子供の頃は親に隠れてゲームセンターにも行ってました。マコが子供のころは「ゲームは不良の遊び」というレッテルが貼られてて、そんな中でゲームセンターに行くには罪悪感がありました。ましてや女の子が一人で行くなんてとんでもないという風潮でしたからね。

今は時代も変わってそんな偏見も無くなったわけですが、じゃあゲームを職業にするのも罪悪感さえなくなればアリじゃないか?と言われるとちょっと違うかなという点があります。

「プロ」と「アマ」の違いはプロはそれによって生計を立てているということです。

マコが子供のころにも「高橋名人」というプロゲーマーがいましたが、あの人はゲーム雑誌の執筆などもしていましたので、ただゲームをしていればお金が入ってくるというのとは違う姿でした。つまり昔のプロゲーマーは生み出すものがあってそれが収入源でしたが、今のプロゲーマーはスポンサーの出資金を上位者で山分けする構造になっているので、広告塔としての価値を認められない限り役に立たないのです。

では野球やサッカーといったスポーツとはどう違うか…ですが、プロになり損なうと広告塔の価値はゼロになりますが基礎体力の向上は本人の健康にとってもプラスだし、その他の肉体労働にも生かすことができるので無駄になりません。「保健体育」という勉強の成績が良かったと考えることができます。

ゲームの場合、広告塔の役割以外に役に立つことが見当たらないんですよね。

「優勝者でもない人のゲームプレイをわざわざお金を払って見ますか?」ということです。

eスポーツ文化が進んでいけば「コーチ」という職業が考えられますが、真っ先に優勝経験者で埋まりますので予選脱落者が目指せる職業ではありません。

またタチが悪いのは、ゲームには依存性があってハマると抜けられなくなる危険があるということです。精神科の医師がこのように述べています。

プロになるのは挑戦者の1%にも満たないでしょう。残りの99%のうち、勉強を捨てて挑戦してプロになりそこなった子供がどうなるのか心配です。題名に書いたような言葉が実際に広く言われるような社会問題になるかもしれません。昔は「ゲームは不良の遊び」と言われたように将来「eスポーツは未成年はダメ」となるかもしれません。

失敗したら本人の責任と言うかもしれませんが、脱落者は自立能力が期待できないので結局周りの人が支えるしかないのです。

さて、もしも子供が…の部分に戻りますが、親の側が言うとしたら考えられるセリフは…

①「ゲーム以外何もできない人間になるのは絶対にダメ」
②「あなたの将来のためを思って言ってるのよ」
③「やるんだったら自立して生計を立ててやりなさい」
④「知識を要するゲームが出てきたら太刀打ちできなくなるよ」
⑤「ふつうに勉強して就職すれば生涯1億円くらいは稼げるんだよ」

①はストレートな理由だけどこれで引き下がる子供ならこんなトンデモないことは言わないでしょうね。②は絶対に子供が言うことを聞かない典型的な親の一言。親として一番困るのは一生引きこもりの面倒を見ること。③は失敗してもその後の面倒は見ないという宣言だけど、現実問題こういう子供は失敗しても親が最後は助けてくれるという甘えがあるはず。④⑤は打算的に現実を考えさせる作戦です。

さて、ここまで言っていまさらだけど…実はマコには子供がいません(笑)

この話は実際にそういう人がマコの身近にいるわけじゃないけど、こういう子供がいたら社会問題になるなと思ったので独り言を言ってみました。

あくまで独り言です!

eスポーツの協会みたいなのがまだ未成熟なのか、そういう事態を防止する取り組みみたいなのは見えてきませんが、ネプリーグみたいなゲームを競技にすれば勉強を無視できなくなるんだけどねー。

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2016年11月13日 (日)

老人の暴走運転には

最近なんだか老人によるアクセルとブレーキの踏み間違えとみられる暴走事故が多発していますね。

Yahoo!ニュースのコメントを見ると、一定の年齢になったら強制的に免許を失効させるべきという主張が多くみられます。

車の性能に関することに触れている方もいますね。たしか、メーカーもアクセルを強く踏み込むとコンピュータが踏み間違えと判断して加速しないようにする装置も開発しているという話も聞きます。

そこでちょっと思ったんですが、「AT車限定免許」があるのと同様に、一定年齢以上になったら「MT車限定免許」というふうにするのはどうでしょう?

MT(マニュアル車)は踏み間違いによる急発進ということがほぼ不可能な仕組みになっていますし、現在の技術をそのまま使っているので、その気になればすぐにできます。

MT車が安全な理由は以下のようにたくさんあります。

(1)踏み間違えると発進そのものができない

マニュアル車の場合、「左足で半クラッチ+右足でアクセル」という状態を1~2秒持続させないと発進できないからです。ひとつでもペダルが違うと発進できないのです。ただしMT車で想定できる唯一の急発進事象は、「左足クラッチ切り+右足フルアクセル」という動作が必要ですが、左足が滑った場合に起こりえます。ただし、MT車のローはギア比がAT車よりも格段に大きいので、どんなにふかしても20~30キロしか出ず、AT車のようにローで60キロまで出るようなことはありません。

(2)停止の運転操作は間違えても加速にはならない

仮に、クラッチがつながってしまった状態で踏み間違いが生じたとしても、MT車を停止させる運転操作は普通、「左足でフルクラッチ+右足でブレーキ」なので、これを間違って右足でアクセルを踏んでしまった場合でも左足でクラッチかブレーキのどちらかのペダルをフルに踏めばそれ以上の加速はしなくなります。

(3)そもそも左足がクラッチで固定なので間違えにくい

実際にマニュアルを運転しているとわかりますが、常に左足はクラッチペダルに固定で、右足のようにアクセルとブレーキの踏み分けがないので、ペダルの位置を間違えにくいんです。

(4)前進-後退の方向とシフトレバーの方向が一致している

AT車とMT車の両方を運転する人は違和感を感じたことがあるかもしれませんが、AT車はシフトレバーの操作方向が「前進後ろ後退」なのです。MT車の場合は「前進後退後ろ」です。そこに操作ミスの原因の一端があると思いませんか?







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(5)シフトレバーをNにするという動作が思いつきやすい

急発進すると動転してしまってギアをNにするということは思いつかないのでしょうが、AT車は走行中にシフトレバーを操作することがほとんどなく、MT車の方が日常的にシフトレバーを操作するため、左手がシフトレバーを握っている可能性が高く、いざとなったらニュートラルにするというとっさの動作が取りやすいです。

逆に言うと、MT車は発進という操作が難しく、ちょっとでも間違えると車が停止してしまうため、安全上は非常に有利な方向へ働きます。高齢になったら間違いが生じやすいという傾向があるなら、MT車の方がいいです!

「面倒だ」、「できない」…というなら、私も免許剥奪に賛成です。

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2016年3月26日 (土)

北海道新幹線開業おでとうございます!

Logo01ついに今日、北海道新幹線の営業運転が始まりました。

マコは北海道出身なのでついにこの日が来たんだなぁ~と感無量なのはもちろんです。

ただ、北海道民にとって新幹線がもたらす感動は、ただ便利になるというだけじゃないんです。

北海道新幹線はもちろん青函トンネルを通るわけですが、新幹線や青函トンネルの整備のきっかけになった事件って、全国的にはどのくらい知られているでしょう?

お祝いムードに水を刺すのであまりニュースでは言われてませんが昭和29年(1954年)の「洞爺丸台風」の沈没事故がきっかけだったのです。

もし観光で函館に行かれる方、時間がありましたらJR函館駅のすぐ海側歩いて3分のところにある「摩周丸」を見物に行ってみましょう。(大人500円)

Masyu_maru国鉄時代に実際に運航していた船を改造して見学できるようになっていて操舵室に入ることもできます。

それに、意外と知られていないのが、青函連絡船は鉄道の貨車がそのまま船の中に乗れたんです。函館駅や青森駅が海側に突き出ているのは、当時そのまま桟橋を通って貨車が船に乗り込むためなんですね。

まさに青函連絡船は国鉄が運航していた鉄道だったのです。

Syaryou_kouhanそしてマコ夫婦が心を打たれたのは、洞爺丸台風の事故って決して台風なのに無謀に出港したから起きたというわけではないということと、沈没したのは洞爺丸だけじゃなく全部で5隻もあったということです。それら全部で死者1000人以上も出る大惨事だったのです。

犠牲者の中には当時の国鉄の幹部や国会議員などのVIP級の方もいたらしく、当然そうなると船長もプロ中のプロ。最大のピンチに対して持てる力を全力を注いで乗り切ろうとしたエピソードが展示されています。

これほどの犠牲が出たことで風雨に影響されないトンネルを作ろうということになったわけですが、マコも北海道にいる間にトンネル工事にからんだ事故の話をずいぶん聞きました。一時、異常出水でトンネルの大部分が海水で水没して事業を断念する寸前まで追い込まれたことも聞いています。

青函トンネルが在来線用に開業した時も、「新幹線が通る設計にはなってるけど実際には不可能」と言われたこともあります。

これだけの苦難と犠牲を乗り越えてここまできたんです!

ただ単に鉄道のいち路線が開通したというだけにとどまらない感動があるんです。

なんか、自分でも過去の歴史を思い出しながら涙がホロホロしてました。

本当におめでとうございました!

(ロゴの引用元=http://hokkaido-shinkansen-navi.jp/download/

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2014年9月 5日 (金)

札幌競馬場リニュアール

Jra1リニュアールオープンした札幌競馬場に行ってきました。昔の競馬場のイメージは「病院の地下通路」のような薄暗くて煤けた閉鎖空間に髭面で黒いジャンバーを着たオッサンがあちこちで新聞を床に敷いて耳に赤ペンをはさんで…という印象でしたが、今は、家族で来て風と緑を肌で感じて1日くつろげる場所へと変化しています。

建物がきれいに!

Jra2館内は病院というより最近流行りのオープンスペースの大学構内みたい。オッサンよりもイカしたお姉さんのほうが目立つwww

新聞を敷いてる人よりちゃんとしたゴザを持って来て家族で弁当食べてる。

ピクニックか!

…でもまぁ、家族でピクニック気分で来れるのは競馬場のイメージが良くなった表れでしょう。キッズスペースもありますしイートインスペースもいろいろあります。観客席も余裕がありますし、2階のデッキ席もケータリングカーが来ていて浜辺のビーチみたいです。

入場料100円。(でもお馬が札幌で走ってない日はタダのはず)

交通手段

ここに行き来する交通手段は主に2通りあります。

マイカーで来る場合は1回1000円の駐車料金を払いますが、やや容量が不足しているのか、マコ夫婦が行った日は満車でした。周辺は渋滞こそしていませんでしたが車で来るのは危ないというのが常連さんには常識なのでしょう。

やはり妥当なのがシャトルバスです。

①JR桑園駅⇔競馬場
②地下鉄二十四軒駅⇔競馬場

の無料シャトルバスが出ています。各駅とも5分から10分間隔で乗れますので待つことはほとんどありません。ただし、帰りの便は混雑で1便待つということはありました。乗ったら10分もかからず到着します。そのくらいの距離ですから、歩いても大したことないんですけどね。

ちなみに、JR札幌駅⇔JR桑園駅は170円、
地下鉄さっぽろ駅⇔地下鉄二十四軒駅は240円かかります。

馬券の購入

Jra3最新式は機械化されているんですね。昔みたいに窓口で手渡しなんかしていないようです。それにしてもマークカードが複雑になりましたね。マコが新潟でやってた頃はまだ三連複が出たばかりだったのでw

うちらが実際にマークカードで買ってたのは10年くらい前で、最近まではI-PATはたま~にやっていました。でもやっぱり馬券を手に持ってお馬さんがドドドドドー!!って走ってくる振動を肌で感じるあのドキドキはやっぱり本物に限りますねー。また、たまに来ようかなぁ。

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2014年5月31日 (土)

日本郵便の誤配で大変迷惑しています

きょう朝の報道番組で見たのですが、日本郵便が客から預かったクワガタを誤配が原因で死滅させたうえに廃棄して訴えられ、開き直って争うという事件が起こっているそうです。

客観的に見て日本郵便の態度は不誠実で許せないですよね。他の民間の運送業者だったら依頼された荷物を壊したら弁償してくれますし、勝手に捨てるなんてありえません。

JPの言い分は「生き物を送る場合、死んでも賠償責任を負わない」ということわりがあらかじめ免責条項にあったからだということですが、ポイントは原因が「誤配」だからその理屈が必ずしも通らないということです。

消費者契約法第8条に「次に掲げる消費者契約の条項は、無効とする。」とありまして、その中に「当該事業者の不法行為により消費者に生じた損害を賠償する民法の規定による責任の全部を免除する条項」とあるのです。

つまり、JPの免責事項は無効とされる可能性があるわけです。

これが、普通に輸送していて何匹か死んだというなら不法行為じゃないから免責されるでしょうけど、誤配という過失(不法行為)が原因ですから免責は認められないんじゃないかな。

しかも、日本郵便の言い訳があまりにも不道徳なんです。

死骸は0円だから補償できません

あんたが死なせたんでしょ!

他人の物を壊しておきながら、壊れたものの価値が0円だから弁償しませんだなんて理屈、本当に通ると思って言っているのでしょうか?

さて、話はマコの方に移りますが、実はマコも誤配を「受ける側」で非常に迷惑をこうむっているのです!

マコの家は団地で、人が入れ替わるから前の住民の郵便物が間違って届くということはあり得るのはわかるんです。

でも、2か月に1回くらいの割合であるんですよ。繰り返し、繰り返し。ちゃんと郵便受けにマコの名前が書いてあるのに。

実はマコは前住民とは知り合いなので聞いてみたんですが、ちゃんと転送依頼は出してあるんだそうです。でも、6か月の転送期間が過ぎたらマコの家に配達されるようになったみたいです。

日本郵便は「6カ月経ったら引っ越した人は戻ってくる」という考え方で配達をやっているということです。

これってバカですよね。そんなはずないこと小学生でもわかることです。

転送期間が過ぎても日本郵便は転送先の住所は知ってるはずだし、転送する気がないのなら「宛所不明」にすべきです。

あるいは、配達員が転送の手続きを面倒がって誤配のフリをしてアカの他人の郵便受けに投函しているのかもしれません。

そこでマコも対策を立てました。

ちょっと恥ずかしいけど、ウチの郵便受けに「うちには○○はいません。」と貼り付けました。(○○は前住民の名前です)

それと同時に、ちょうど届いていた誤配郵便と一緒に警告文書を同封して投函してやりました。『「○○はいません」と書いてあるのに「○○宛て」の郵便をあえて入れるということは「誤配」じゃなくて「いたずら」ですよ』と。

当然です。配達員がわざとやってるんですから。

こう書いたのは次の手を考えてのことなんです。

それでもなお、前住民あての郵便を入れてきたら、その時はこういう警告文を出すつもりです。

『もし誤配だと認めるなら何日の何時に取りに来なさい。誤配ではないと認めるならば来なくても結構です。その場合、この郵便物らしい紙は、いたずらのようなので廃棄します』(本当は前住民に直接届けますけど…)。

まさか「○○はいません」と書いた郵便受けに入れるはずはないと思いますけどね。

でももしこれで恐れていた事態が起こったら、郵便局がどんなリアクションをするのか、姿勢を見たいものです。マコの予想では

無視される…60%
文句を言いに来る…30%
謝罪に来る…10%

ってところかな。

日本郵便は何度誤配をやっても繰り返さないように徹底するとか、謝罪するとかいう姿勢がないのはマコ自身の事件でも、クワガタの事件でも明らかのようです。

普通に誤配と書いてポストに入れてやるだけでは改善されません。

誤配をやったらペナルティを課されるような仕組みがないとダメです。

せめて誤配郵便を届けてくれた人に82円切手くらいよこしなさいよ!

(#`▽´)ゞ<こっちが配達してやったんだから

ちなみに、郵便法42条で誤配郵便を受けた人はそれを郵便局に届ける義務が課せられるという厄介なものなのです。

ただ、あくまでそれは「誤配」であればの話。

配達員が遅配や誤配を隠蔽するために郵便物を捨てた、という事件があったら、捨てられたゴミ箱の管理者が郵便法42条の義務を課されると解釈するのはおかしいでしょ?

それは「誤配」じゃないからで、マコの場合もそれと同様の扱いになるようにわざわざ張り紙したんですから。

ちなみに、郵便局の人が文句を言いに来たとき、「配達員が郵便物を捨てた場合」の話をしようと思ってましたが、「そんなことを絶対にするはずがありません」と言われると思ってたけど、まさか本当にそういう事件が起こるとはね、しかも張り紙をした翌日に。

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2013年3月13日 (水)

安全な原子力政策

昨日のサンケイニュースでこんな記事を見かけました。

菅元首相が原発事故のシンポジウム(ビデオメッセージ)でこう言ったそうです。

「原発ゼロを実現することこそ 最も安全な原子力政策」

これを見て、SMAPファンのマコはすぐ頭に浮かんだフレーズがあります。

「失恋しなくてすむ方法は恋をしないこと」

これはSMAPさんの「ススメ!」という歌の歌詞の一節です。

ちなみに、この歌は「そんなこと言う大人にだけはなりたくない」と続きます。

マコはむしろ、日本が世界一の安全技術を作って世界すべての原発に標準化させる方がいいと思うんですよね。

韓国で最近、一時全電源喪失であわやとなった原発があるそうですが、その原発は韓国の南東部。つまり韓国で日本に一番近い部分にあるらしいのです。

中国も言わずと知れたとおり、東シナ海沿岸に原発があります。

それらの国は日本人がいくら反対運動したって聞くわけがありませんから、国際原子力機関を通じて安全技術を向上させる以外にありません。

今、日本の原発がゼロになっても、私たちが放射能汚染と無縁でいられませんよね。

むしろ、日本で2回目の事故が起こるより、風上側で事故が起こる可能性の方が数倍高いと思うんですけどー…

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2012年11月18日 (日)

冬日から初雪

マコ夫婦が住んでいる札幌で…

9月18日に真夏日を記録し、

10月18日に冬日を記録し、(気象庁の公式記録ではありません)

11月18日に初雪を記録しました。

241118hatsuyuki_sapporoちょうど1か月おきに目立った季節の変化が来ていますが、冬日から初雪がこんなに間が開いたのは珍しいです。

実際、札幌で11月18日に初雪というのは過去100年なかったらしいです。

この写真のような風景は例年だと珍しくはないのですが、初雪にしてここまで積もったのがビックリしたので写真を撮っておきました。

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2012年1月20日 (金)

早く雪解けしてほしい

こう寒い日が続くと春が待ち遠しくなりますね。

札幌の冬も2度目なので、早く春になるよう雪解けを進めるコツを見つけました。

実はマコの町内会で毎年、たまった雪を排雪するのに何万円もかかっているそうなんですが、そのぶん灯油でもガソリンでも買って雪にまいて火をつけたら全部溶けちゃわないかしら?…と物騒な疑問がわいたのです。

火をつけるのは冗談ですが、要はそれだけのお金があったら燃料を買って溶かせないかな?ってことです。

それで試しに電熱線を買って雪を熱してみたりしたんですよ(→実際にやってみた)。

さらに去年は雪を食べて溶かせないかという実験もしております(→実際にやってみた)。

そこでなんとなくわかったのですが、やっぱり燃料で雪を溶かすより運んだ方が安いようです。

燃料で溶かそうとしても、溶けません。不思議でしょ!?

Yukidoke1実は雪に対する間違ったイメージがあったからなんです。

雪に熱を加えていくと、じわじわと水が出て次第に溶けて小さくなってくる。…と思っていましたが、違うんです!

Yukidoke2実際は雪に熱を加えていくと、最初にちょっとだけ小さくなるけど溶けないまま、だんだん水気が増えていって、ある時点で一気に水になる。…という感じなんです。

つまり、雪の一部が溶けて水になっても周りの雪に吸い取られちゃうってわけです。

年末の番組でやってましたが、30年位前に新潟で豪雪があったとき、自衛隊が試しに火炎放射器で雪を溶かそうとしてみたそうですが、効果がなかったとのことで、失敗の理由はやはり溶けた雪がまわりに吸い取られるだけだということなんでしょう。

食べてみた時の食感がかき氷と違う理由がそこにあります!

北海道の雪は口に含んでもなかなか溶けないのは、ツバが負けて雪に吸い取られてしまうからなのです!

かき氷だとシロップをかけると溶けて氷の山に色つきの穴が開きますが、雪だとシロップが雪に吸い取られて塊になります。かき氷みたいに混ぜることができません!

この性質を理解すると、雪解けを早める方法が見えてきました。

去年の春もそうですが、雪が溶ける時は直前まで50センチくらいあった雪がほんの2~3日で一気にゼロになりました。

春先の寒暖を繰り返す時は、溶けた雪が水になってまわりの雪に吸い取られるので、結局カサは減りません。

よく道路にまいて溶かす人もいますが、あれだけではまた溶けた水が周りの雪に吸い取られちゃうので、溶けたらさっさと排水溝に流しちゃえばいいということになります!

春先によく道路脇にザブザブの水たまりを見かけますが、近所の人はゼヒ氷でふさがってる道路端の排水口を開けましょう!その分だけ春が早く来ますよ!

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2012年1月17日 (火)

北海道で大雪!岩見沢で記録更新?!

北海道の岩見沢市というところで積雪量が190センチ以上降って記録更新したという ニュースがありました。

北海道外の人が聞けば、今年は北海道は雪が多いんだなー と思うでしょうが、実は道内全域がそうというわけではありません。

住んでいるとわかるのですが、どういうわけだか今年は雪雲が狙いすましたように岩見沢ばっかりにかかるのです。

マコが住んでいる札幌市の平岸というところは気象台の観測所 はありませんが、あたりを見回した目測でだいたい積雪は50センチ程度。道路脇 の雪山を見ると比較的平年より少ないかなという感じがします。

Yukigumo気象庁のHPに出ていた16日の雨雲レーダーを例にみてみますと、通常、日本海で雪雲が発生して北西の季節風に乗って北海道に雪を降らせるのですが、今年は風向きがいつも西北西でだいたい同じで、雪雲が発生する場所が積丹半島の沖でだいたい同じなのです。

海の上って真っ平らで何もないはずなのに、どうしていつもここからばっかり雲ができるのか、なんだか「ここ」に何かあるんじゃないかって不思議に思っちゃいますね。

さて、ここでひとつ、交通安全についての教訓をひとつ。

以前(→去年の記事)も書きましたが、よく天気予報で「季節風による筋状の雲」といいますが、気象衛星ひまわりから見ると筋でも、陸上から見ると山脈みたいな大きな雪雲で、その雲の中はワサワサと雪が降りしきっています。

しかも厄介なことに、この筋状の雲の隙間はよく晴れていて、雪と晴れの境目がはっきり分かれています。

その筋状の雲の幅は20キロくらいしかありませんから、天気がコロコロ変わります。

なので車で走っている時、周りは晴れているのに大地に線を引いたように「ここから先、吹雪です」みたいなクッキリした吹雪が起きることがあります。

そういうところに車で突っ込むと、まるでフロントガラスにいきなりシーツを覆いかぶされたように視界が真っ白になることがあります。

ここんとこ毎日高速道路が通行止めになっていまして、おそらく同じことが起きているのでしょう。

岩見沢が猛吹雪の場合、手前の江別東というインターから通行止が始まりますが、江別は晴れていることが多いので通行止していないと油断した人がどんどん吹雪の中でパニックになってしまうことでしょう。

この急な天気の変化が怖いんですよー。

おそらく通行止めに文句を言う人がたくさんいると思いますが、雪国の天気を甘く見ちゃいけませんヨ!

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2012年1月12日 (木)

札幌市内の気温

今日は今年一番の寒さだそうです。

気象台の札幌観測局でも-10.8℃まで下がったとのことでした。

北海道で寒いところというと、陸別とか幌加内とか占冠とか、道東や道北の地名をよくニュースで聞きますが、実は札幌近郊でも-20℃くらいまで下がるところがあります。

アメダスがある場所ってそんなにたくさんはないので、ごく狭い範囲なら誰も気付かない超寒い場所が隠れているかもしれません。

Minus実はマコが住んでいる場所もそういうところなのかもしれないのです!

マコの家は札幌市豊平区平岸というところで、都心部から南へ約4キロの平地部。山ではありませんし、住宅街の中なのですが、いつも気象庁の発表より5℃くらい低いのです。

心球が下にズレているんじゃないかと疑われるかもしれませんが、夏は観測局とほとんど同じ気温で、冬だけ低くなるのです。もちろん日陰です。

ほら、氷点下15℃。

わずか4キロで5℃も違うんだから、もしかしたら札幌市内でももっと寒いところがあるかもしれないです。

ちなみに、山の上ほど寒いという理科の常識は、北海道の冬ではあてはまりません。放射冷却現象というのが起こると、すりばち状の盆地に寒い空気が溜まるんだそうです。

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