シティーズ:スカイライン(PS4)プレイ日記(9)~もしも商業区画をオフィス区画に置き換えたら?
人口が62万で頭打ちになったので、このマップを使って「こうしたらどうなるかな?」という疑問をいろいろ試してみようと思います。
まず第1弾。
「商業区画をオフィス区画に置き換えたらどうなるか?」
こう思った理由は単純にオフィス区画のほうが求人数が多いからです。4×4の建物でレベルが最大の場合、
商業区画は20人
オフィス区画は27人
7人多く雇ってもらえるので、求人が増える⇒人口が増える…となればいいな、ということです。
ただ、たぶんうまく行かないだろうというのはちょっと考えればわかりますよね。
産業区画で生産した商品を買ってくれる商業区画がなくなるわけですから、産業区画がゴーストタウンになり、住居区画が空き家になる未来は想像に難くありません。オフィス区画にも多少は産業区画の供給の受け皿になりえるかもしれませんが、需要と供給のバーでいえばオフィス区画は産業区画と同じなので本来は商業区画の代わりにはならないはずです。
ここまで解ってて試すのは無意味かもしれませんが、まぁ、ゲームですので、予想通りになるのか、人口はどこまで落ちるのか、セーブデータは取ってあるので街が崩壊しても構わないってことで、実験開始!
マップ全部の商業区画を塗り替えるのは手間がタイヘンなので、きれいに縞模様に区画を設定した部分だけ商業からオフィスに塗り替えることにします。これで元々あった15万の商業区画のうち11万区画をオフィスに塗り替え、残りの商業区画は4万だけです。
塗り替え終わったら時間スタート!
商業区画の建物が次々に消えていきますね。早くも産業区画から「商品が溢れています」のマークが出現。ただでさえ生産効率倍増の条例を入れているので事態が急激に悪化。
放置すること1時間ほどで、産業区画は放棄され、空き家マークが綺麗に並びます。
予想通りです。もともと商業区画だったところにオフィスはほとんど建っていません。そりゃそうですよね。産業地区の商品が溢れているということは、産業地区の需要がないわけですから。職場を失った住民が街から出て行ってしまうのも時間の問題かと思われましたが、ここで不思議な現象が発生。
実験開始時に約62万だったのが、65万を超えてきました!
なんでこのパニック状態の街で人口が増えるのよ!
早速原因を分析してみましょう。
住民の職場が失われたことは「求人数」「雇用率」のグラフを見れば一目瞭然。
失業率60%のとんでもない街になっています。
ただ、転出のグラフはないので解りませんが、失業しても出て行かないようです。不思議なことに、このパニックが起こってから、「幸福度」があがってるんですよね。今まで仕事に身を削ってた労働者がひとときの安らぎを得てのんびりした生活をしている…ということでしょうか。
産業地区も全滅というわけではないようです。「輸入」「輸出」のグラフを見ると、これまで内需型だったのが、輸出型に変わったことが読み取れます。
ひとたび産業区画には不況の嵐が襲い掛かりましたが、生き残った工場がたくましく生産を続けています。さらにゆっくりではありますが、オフィス区画に建物が建ち始めました。実験開始からの人口増はこのオフィス区画の増によるものかもしれません。
果たしてこの謎の人口増加現象はどこまで続くでしょう。実験前に産業区画や商業区画で働いていた人が失業しても引越しをしなかったからと言って、いずれは寿命で死ぬはずですし、一時的な現象かもしれません。
そうなんです。この街はインフラを完璧にしてよーいドンで人を呼び込んだためにわずか10年で50万人を集めた人口爆発の街なので、ある時期に一斉に遺体が発生するはずなんです。死亡ラッシュまでに人口増加はどこまでいくのか、この実験の結果はのちほど。
===== 12/31追記 =====
実験のその後の経過です。
増えだした人口も65万8000人で頭打ちになり、結局元通りの62万人程度で落ち着きました。
その後、オフィスが建たなかった区画を商業区画に戻したり、廃墟になった工場を住居区画にしたりと、いろいろ試してみましたが人口は増えも減りもしませんでした。
オフィスや商業区画にビルが建てば雇用率は元の80%台に戻りましたが、人口は元のままです。
要するに、この実験では商業区画に勤めていた人が無職になったり、オフィスに勤めたりと勤務先が変わっただけで人口の変化には全く関係しなかったということでした。
結論。有効求人数は人口を押し上げる要因にはなりませんでしたが、逆に有効求人数の少なさも人口減の要因にはなりませんでした。
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