« 2021年11月 | トップページ

2022年4月19日 (火)

栃木県を愛する北海道民

マコ夫婦は現在北海道札幌市に住んでいます。

北海道というと、魅力度ランキング不動の1位でよくテレビでも紹介されます。

>>ブランド総合研究所「地域ブランド調査2020

さらにいうと札幌市も市区町村の魅力度ランキングで2021年の結果が1位ということで、つまり地域ブランド調査によればマコ夫婦はこれ以上ないいいところに住んでいるということになっています。

ところが、マコ夫婦の間で最近、将来の居住地について話題になりました。今のお仕事を定年になって、老後にどこに住み続けるかをいうことです。今、札幌に住んでいるのはお仕事の都合であり、社宅に入っているので持ち家がありません。どこに住むかは自分たちの自由なのです。

マコ夫婦が話し合った結果、将来の居住地として選んだのは「栃木県栃木市」です(まだ定年はだいぶ先ですが…)。

先ほどの地域ブランド調査2020によると、栃木県は47位の最下位です。なぜ天国から地獄へ行こうとするのかというふうに見えるかもしれませんが、都道府県の魅力度ランキングってイメージの問題であって実際にお金を出して家を買って住むとなると合致しないな~と感じました。

●札幌の欠点

札幌はたしかに良い町なのですが、老後に住むのは過酷なのです。除雪も大変だしツルツル路面で滑って転んだりします。除雪費や暖房費でランニングコストもかかります。北海道にたまに遊びに来る人はいいかもしれないけど、住むのは大変なんですヨ!

しかも、札幌市の中でも便利な場所は地価も高く、駅から遠いところだと車がないと生活が厳しいです。国土交通省が出している地価公示を見ると、札幌市で一番地価が安い南区でも平米4万円台。南区はクマが出るようなところなので札幌の便利さを実感できないかもしれません。(ちなみに札幌は中央区でもクマが出ますけど…)

●栃木の魅力

一方、なぜマコ夫婦が栃木市に目を付けたのかというと、国土交通省の地価公示で住宅地の価格が平米2万円台と安いことに気づいたのがきっかけです。

もしかしたら地域ブランド調査の結果も影響しているのかもしれませんが、栃木の評価が低いおかげでそれなりの土地が安く買えるようなのです。栃木に住むとして、生活の上で何か不便があるかどうか今いろいろ調べていますが、特に何も困ることがありません。暑いのと雷が多いくらいです。栃木市の魅力を挙げると

・宇都宮市とも近く買い物にも不便はしない
・東京に直通の電車がある
・高速道路も四方に伸びでいてどこに行くにも過酷な渋滞がない
・除雪の苦しみがない
・普段使うチェーン店はほぼそろっている
・津波や噴火といった大災害がない
・命にかかわるような猛獣が出没しない

などあります。気温も暑すぎず、熊谷市や館林市のように最高気温のニュースで出るような街でもないようです。

●札幌と栃木で魅力比較

①気温

札幌は冬に-10度くらいまで下がります。栃木は夏35度くらいまで上がります。どっちが我慢できるかといわれれば、暑い方がいいかな。寒さは結露とか水道の凍結とかいろいろな問題を引き起こすので厄介なんです。

②日照

気象庁の年間日照時間を比較すると札幌1718時間に対して宇都宮1961時間で栃木の方が天気が良いです。しかも北海道は上空の気温が低いためか晴れていても薄曇りっぽい感じで空が真っ青になりにくく、抜けるような青空が好きな人には物足りないです。

③降水

気象庁の平年値データによると札幌の最深積雪は2月に77cmになりますが、これは気象台のある中央区での話。地価が安い山間部の南区や、海に近い北区などは130cmくらい降ります。一方、宇都宮の最深積雪はなんと1cm!ほぼゼロ。雪で苦しめられた人にとってはうらやましい限りです。栃木の方は雪より雨ですね。かつて水害に見舞われた地域が結構あり、栃木市のハザードマップでは市内中心部全域が浸水域に入っています。どっちを選ぶのかは迷いますね。洪水は怖いけど頻度は低い。豪雪は致命的ではないけど頻度は高い。今の気持ちとしては、今シーズンの札幌の豪雪は特に苦しめられたので洪水のリスクの方を取っても良いかな。

④交通

札幌の交通機関と言えばJRか地下鉄です。どの線も都心に向いているので駅の近くなら便利です。一方、栃木は東武鉄道が主ですね。宇都宮にも東京にも向いていてこちらも駅近くなら便利さに問題はありません。道路は札幌の方が圧倒的に広く整備が行き届いていますが、冬は住宅地の街路は雪に埋まって立ち往生することがあり、冬で比較するなら栃木の方が安心です。

⑤買い物

札幌は広大な土地を生かして大型ショッピングセンターがあちこちにあり便利です。道路も便利なので遠くのスーパーにわざわざ行くのもストレスありません。ただこれは夏の話。冬になると車を出すのも大変なので離れたスーパーに行く気がしません。一番大事なのは歩ける範囲にスーパーがあるかどうかですね。ちなみに栃木市は大型ショッピングセンターがイオンしかないようなので少し物足りないかもしれませんが、隣の小山市や宇都宮市に大型店がありますし、冬でも雪に邪魔されないのが良いです。

⑥チェーン店

自分がお気に入りの飲食店なんかは地域にあってほしいものです。札幌くらいの規模になればほぼ何でもあるのですが、意外と栃木市でもそろっているんですね。コメダ珈琲やしゃぶ葉があるのは驚き。さらにいうと、札幌には無いミニストップや山田うどんなんかがあるのはいいなあと思う。チェーン店じゃないけど札幌はラーメンが有名。一方、栃木にも佐野ラーメンがあります。人口が10倍違う割には不便がなさそうです。

このようにしてみると、栃木ってけっこう住環境がよさそうなのです。北海道のつらい面にウンザリしているマコ夫婦にとっては栃木(市)は日本で一番丁度良い地域かも。

栃木の魅力度ランキングが低いのは、実はただ単に票数の多い東京から身近すぎて投票先にならないだけなのかもしれません。既に東京に住んでいる人はわざわざ栃木に移住する理由がないでしょうし。でも、自分でお金を出して家を買って住むならどうかと言われればどうでしょう。貧乏家庭では東京に家を買うなんて無理で魅力以前の問題です。自分のお金で買える選択肢の中で一番魅力があるのは…と言われると実は栃木って丁度良いのかもしれませんよ。

そんなわけで、今のマコ夫婦は栃木LOVEになっていまして、もしもマコがブランド調査のアンケートを受けたら北海道を差し置いて栃木に1票入れます。

| | コメント (0)

« 2021年11月 | トップページ