商店街めぐりを楽しもう(分類編)
マコ夫婦は商店街めぐりが大好きです。
これまでもたくさん商店街をめぐりまして、本を書けるほど詳しく…は、ありませんが、感想を書きとめておこうかなと思いまして、シリーズを始めました。
同じ趣味を持つ人に役に立つように、地図を書くようにします。
さらに、今まで見た感じ、おおよそこんなくらいに分類できそうなので、地図にこの規則性で図解しようと思います。
ただ、1回見に行って、すみずみまで見るわけじゃないので、あくまでマコ夫婦の主観です。参考程度にみてくださいませ♪
今後出てくる地図中の言葉の意味は以下のとおりです。
★アーケードの形式
(1)完全屋根型…一般的には「全蓋式」といいます。天井が覆っていて雨が降ってても濡れずに済む。ほとんどが歩行者専用。区画整理された通りの場合は写真のように広いアーケードになるが、生活道路に屋根をかけたようなタイプの場合はとても狭いものがある。
(2)穴あき屋根型…全蓋式の一種ですが、隙間があって雨が漏る。写真のようにボロボロの屋根で穴が開いている場合もあるが、通気のためにわざと吹き抜けを開けている綺麗なタイプのアーケードもある。ただし開閉自由で頑丈な構造のものは完全屋根型に分類しています。
(3)両歩道屋根型…道路の両側の歩道を覆うように屋根があり、真ん中は車道になっている。駅前などに多い形で、商店はたいていビルの1階になっており、ビル内に入るともっとお店のバリエーションがある。
(4)片歩道屋根型…道路の片側の歩道を覆うように屋根があり、真ん中は車道。道路の反対側が別の商店会の場合などがあり、道路が行政界になっている場合などに多い、ような気がする。
(5)地下街型…複数の地下テナントが連続して利用できるようになった街路。ビルの地下が地下鉄の駅の出入り口のようなものでつながっているだけというものではなく、通路部分にもテナントが面している。(ブログ中の地図では通路だけの部分は色なしの点線で書いてあります)
(6)ビルテナント型…建物の中が商店街のようになっている、あるいは、軒の迫る家をつなげて建物の中のようにした街路。本当にひとつのビルの中を商店街のように仕立てたものもある。飲み屋でこのような造りのところも多いですが、飲み屋風俗型に関してはこの表記はしません。
(7)屋根なし型…街路灯や街路樹がそろっているだけで、雨に対して無防備な商店街。地図では特にアーケードとして表記はしない。路面のブロックなどで統一感を出して商店街の雰囲気を出しているものもある。
★商店街の雰囲気
(1)遊び満喫型…とてもにぎやかで若者が多く、特に用もなく訪れても購買意欲を刺激され、ウインドウショッピンクに最適。ファッション・メディア・アクセサリー・レストラン・アミューズメントなどの店が多い。半分以上ファーストフードやレストランというタイプも多い。近隣地域や遠方からの集客力のある商店街です。
(2)実用雑貨型…にぎやかで、すべての年齢層がまんべんなく利用し、生活で必要なものがひととおりそろう。スーパー・書店・レンタルビデオ・薬局・雑貨屋・軽食喫茶・大衆食堂などの店が多い。日常で消耗する商品が主なので、近隣地域からの集客力がある商店街です。
(3)専門店型…ある一定の業種の店が多くあり、かなりレアな商品が手に入る。電器店・玩具店・書店・道具店などの店が多い。レトロ風に雰囲気をそろえたものや、浅草や柴又、秋葉原など観光地化したものも多い。周辺の地域ではあまり使わない反面、遠方からレアモノを求める形で集客力がある。
(4)生鮮市場型…食品を専門に扱う店が多くあり、特に生鮮品を扱うために朝早く開店し、夕方早く閉店する。休日は閑散としていることもある。野菜・肉・魚・果物などたいていそろっている。食品なので飲食店も同様に軒を並べていることも多い。実用雑貨型と集客力は同じですが、市場という独特の雰囲気がある。
(5)生活密着型…ややにぎやかさに欠け、照明も暗め。低価格の日用品を少量扱う店が多い。シャッターの閉まった店や、一般住宅が通りに面しているところが多い。商店街の供給力が周辺の需要よりも下回っているため、商店街の存続が地域の生活と命運を共にしているという意味でこう呼んでいます。
(6)飲み屋風俗型…夜になると明るくにぎやかになる。居酒屋・キャバレー・外国料理店・風俗店が多い。ただし、昼にランチメニューを出す居酒屋も多い。必ずしも風俗色がなくても、夜のほうがにぎやかそうなところはこの色にしています。
なお、「商店街とは何か」という定義の問題もありますけれど、別にマコのブログはお役所が作ってるものじゃありませんので、図中に商店街として入れるかどうかの定義は、「何となく」です(笑)
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