Windowsのフォーカスが勝手にはずれる不具合発生
ついさっき、タイトルのような不具合が発生し、原因がわかったので、後の人の参考になるように書き留めておきます。
まず症状について説明いたしましょう。
画面上にいくつかファイルやフォルダを開くと、ウインドウのタイトルバーの部分が青いやつと灰色のやつの2種類できますよね。
マウスやキーボードを操作したとき、その操作がどのファイルに対してなされたものかを示すために、入力を受け付けるファイルだけが青くなっているわけです。
たとえば、フォルダを10個開くと、青いのが1つだけで、灰色が9個になるはずです。
ENTERやDELといった操作をしたとき反応するとか、カーソルが画面上で動いているのは青色のやつだけですね。
こういうふうに、青いバーになっていて、操作を受け付ける状態をパソコン用語で「そのウインドウはアクティブである」と表現します。
また、バーが灰色のファイルにカーソルを当ててクリックすると今まで灰色だったバーが青色になって青色だったバーは灰色になりますね。このように青色になったり灰色になったりすることをパソコン用語で「フォーカスを得る(失う・はずれる)」と表現します。
で、症状ですが、今まさに操作中でタイトルバーが青色になっているウインドウが、数秒すると突然灰色になる(フォーカスを失う)のです!…はい。何もしてないのに勝手に、です。
たとえばワープロを操作中だと、突然勝手にフォーカスを失うために、入力中の単語が消えてしまいます。操作を再開しようとタイトルバーをクリックして青色にして、キーボードを打ち始めて変換候補を選んでるときに、またしてもいきなりフォーカスを失うためにヘンな言葉で勝手に確定されてしまいます。
何かをドラッグしている最中だと、いきなりフォーカスを失うために移動中のドラッグ物を関係ないところに落っことしてしまいます(苦笑)
操作不能ではありませんが、とても使い続けられませんね…
この症状は再起動しても治りませんで、ググってみても、出てくるのはMacでの症例だけ。一瞬、またリカバリかなぁぁ…とあきらめかけていました。
ところが、こんな症状になったきっかけに思い当たるところがありました。
さっき、ネットワークプリンタのインクが切れたので補充した直後だったのです。
マコが使用しているプリンタは常駐ソフトで、インク残量とかをリアルタイムで表示してくれるので、これが悪さをしているのではないかと思い、この常駐ソフトを停止してプリンタを再起動したら症状が消えました。
ということは、この常駐ソフトが原因だったということになりますね。
ただ、普段はこの常駐ソフトはフォーカスを必要としない非表示のアプリなのです。でもインク切れのときはエラー表示のために一時的にフォーカスを得ることから、インクを補充しても一度プリンタを再起動しないと「フォーカスを得る味をしめてしまった」状態になっちゃうみたいですね。
同じ症状が起こった人は、常駐ソフトを疑いましょう!
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コメント
マコが参考したの?
投稿: BlogPetのこうさぎ | 2010年5月22日 (土) 08時43分
ありがとうございます。
いろんなサイトで調べて、スパイウェアだと言われ続け、いろんなスキャンをかけてきたのですが、全く改善されませんでした。
私の場合は、接続していなかったプリンターに印刷ジョブを掛けっぱなしだったのが原因だったようです。
まさかこんな単純な原因だったとは…
大変助かりました。大感謝です!!
投稿: tom | 2012年7月24日 (火) 23時01分
★tomさん★
意外と身近なものが悪さをするというのはよくあるもんですよね。
たとえばウイルス対策ソフトとかも…
投稿: マコ | 2012年7月26日 (木) 23時44分