パソコンの大掃除(2)
今日のマコのブログへたどり着いた人の検索ワードの中に「lanケーブルをつなぐとcpu使用率が100% svchost.exe」というのがありましたが、これまで数々の不具合に遭遇してきた思い出を振り返ると、何かアドバイスできるかもしれないのでちょっと触れたいと思いマス。
まずは、そのときの症状を詳しくご説明しましょう。
パソコンを起動すると、カーソルは動くけどアイコンをクリックしても何も起動しないという症状があったことがあるのです。3~4分ほど待たされた挙句、その間クリックしたものがいっぺんに起動して混乱状態になるというものでした。
クリックしなきゃいいって思うけど、「もういいかな?」って試しに何かクリックしても、結局まだ動かなくて、「まだダメかぁ~ヽ(;´д`)ノ」となっちゃうんですよね、どうしても。
で、いろいろ検証した結果、svchost.exeというプログラムが動きっぱなしで、ほかの動作ができないのです。svchost.exeというのは同じ名前のプログラムがたくさんあって区別がつかないのですが、起動時になる場合はおそらくマコと一緒で「svchost.exe=WindowsUpdate」みたいです。
たいていのPCでは起動時に数秒で終わる動作のはずなのですが、なぜか毎回起動時に数分かかってしまうのです。手動でWindowsUpdateしてもすごい時間かかるんです。
なぜそんな状態になったのかを調べようと、WindowsUpdateの履歴を見たところ、「Flash Player 用セキュリティ更新プログラム (KB923789)」というアップデートが失敗しているのです!
ということは、毎回起動時にUpdateが作動するということは、この失敗したアップデートを毎回起動時にリトライしているようなのです。でも、何度やっても失敗するため、アップデートが終わらないのが4~5分の停止状態の原因ということなんですねー。
機械にたとえると、歯車を1個付け忘れたまま機械を組み立ててしまったため、後からその歯車をはめ込もうとしても、入れられないよ~ヽ(;´д`)ノ…ということなんでしょうね。
で、いろいろ検討した結果導き出した対処方法は!
「WindowsUpdateの自動更新」をオフにする。
これで症状は消えました。ところが、ふと思ったのですが、今回大掃除の原因となったグーグルのストリートビューが見れない症状は、このときのアップデートの失敗が原因だった可能性があるんじゃないかな?!…と。
ストリートビューが見れないのはフラッシュプレーヤーのバージョンが低いからという理由で、アップデートの失敗がまさにFlashPlayerのものなのですから、大いにありえる話です。
もしマコと同じ症状が出ている人は、無理せずPCを購入時に戻す「リカバリ」をやることをお勧めしますです。要するに、歯車を入れ忘れた機械は組み立てなおすのが確実なのです。
もうひとつ方法があるのですが、「プログラムの追加と削除」を使ってアップデートを新しいほうから全部消してアップデートをしなおすという方法があるらしいのです。機械でいうと、組み立てた順番に部品をひとつずつはずしていくという方法ですね。
ところが、マコも試しましたがどうしても消せないアップデートが出てきて立ち往生してしまいました。傷を広げる可能性があるのでお勧めできません…(汗)
で、今回リカバリをやったときに思ったのですが、リカバリ直後にはアップデートがざっくざく届くんですよ。マコのPCの場合7年前の古いものですからその間にあったアップデートが全部来るんです。
しかも、そのアップデートの中には再起動を要するものがけっこうありまして、たとえば、IEを6から7にアップすると、アップデートのプログラムもまた7用に別に必要になるからのようで、リカバリの後は、10回以上再起動を繰り返す必要がありました。
しかもその間、何か他のソフトのインストールとかをするとアップデートが失敗する場合があることがわかりました。
たとえば上の、「Flash Player 用セキュリティ更新プログラム (KB923789)」の場合、これがアップデートされる前にAdobeのサイトに行って手動でインストールを行うと更新プログラムがエラーを起こしました。
アップデートが出なくなるまで再起動を繰り返し、その間、ほかのインストールを行わないことが大事でした!
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