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2008年10月 2日 (木)

小松未歩ちゃん(14)

そういえば、愛内里菜ちゃんの歌の特徴三枝夕夏ちゃんの歌の特徴は以前にもご紹介いたしましたが、肝心の小松未歩ちゃんの歌の特徴をご紹介するのを忘れておりました。

未歩ちゃんの歌は、聴いたときにまず「変わった声だねー」という印象を受けると思います。

一人で歌ってるのにコーラスのように聞こえるのですけれど、これはまさにそのとおりで、「オーバーダビング」という技法なんだそうです。

つまり、演奏に合わせて1回目をレコーディングして、レコーディング済みの自分の声が入った演奏を流しながら2回目に全く同じように歌って上書き録音する、ということなんでしょうね。

自分の声といえども、機械的な音と違うので2回重ねてもピッタリ一致しないためにコーラスのように聞こえるのだと思います。

この技法はエコーとは違いますのでカラオケで再現するのは無理ですね。だから、未歩ちゃんの歌を歌うときは声マネはあきらめましょう(笑)

やはり歌の特徴をしっかりマネするのが懸命です。

特徴はやはり独特の「しゃくり」にあると思うのです。

しゃくりというと、演歌でよく見られる技法で、音の立ち上がりを少し低い音程から入って瞬間的に正しい音程に戻すというものでした。

ただ、サイバーDAMの精密採点で感知する「しゃくり」はどちらかというと歌ううえでの「遅れ」を技法としてほめてくれているだけのようなものという感じで、やっぱり音程の入り方は遅れないに越したことないと思うのです。

マコの父上(酔っ払い)がよくやってた歌い方で、先のフレーズの音程を覚えていないために、伴奏をちょこっと聴いてから遅れて入るという、遅出しジャンケンみたいな歌い方なんですよ(笑)

ところが!未歩ちゃんの「しゃくり」はこういうのとは違うのです。

とても意図的な感じがしますし、「遅れ」だけじゃなく「早め」もあります。また、音程も下から入って上に上げるだけじゃなく、その逆もあります。

いろんな歌手さんの歌を意識して聞いているとけっこう見受けられますが、未歩ちゃんの歌はそれが特徴として耳に残るほど多用されているのです。

言葉ばっかりではわからないと思いますので、ワンフレーズだけ引用してみましょう。

todomaru_kotononai_ai.wma」をダウンロード

「とどまることのない愛」(作詞作曲:小松未歩、編曲:大賀好修)

歌い始め20秒引用しました。

楽譜はちょっと書けませんので音程の上げ下げのイメージ図を書いてみました。

Todomaru_kotononai_ai

このように、歌詞の文字の変わり目と音程の変わり目をずらすことが特徴といえます。

ずらすところとずらさないところがいろいろありますので、未歩ちゃんの歌にどれほどハマっているかは、この「しゃくり」をいかに正確に歌えるかでわかってしまいますね。

ちなみに、サイバーDAMの判定ではしゃくりが原曲どおりである限り「しゃくり」として判定されません。もししゃくりが点灯したら、やりすぎ、です(笑)

このずらす技法のねらいは、拍数に合わせた教科書的な歌い方をすると非常に平べったい感じに聞こえてしまいますので、おそらく特徴が耳に残るような工夫なのでしょう。

そのおかげで、私だけかもしれませんが、未歩ちゃんの曲は非常に覚えやすい気がします。

ほんの数回聞いただけで、ずいぶん前から覚えてたような気がしてしまうのです。不思議ですねー。

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