« マコ一家が転勤! | トップページ | 町の便利さ指数(1) »

2006年9月18日 (月)

北海道の行政区分

昨日の「○庁所在地≠最大都市」ではないという例が、北海道にあるという話の続きです。

Hokkaido2 本州以南の人はあまり知らないかもしれないけど、北海道は1つの都道府県でありながら、あまりに広いので「支庁」という区分があるのダ。

本州にも「支庁」という建物がある県があるけど、あれは単なる県庁の分庁舎みたいなもので、正式な行政区分ではないのね。だけど、北海道はちゃんと正式な区分があり、中学校や高校で使う地図帳にも載っている。

これは県と同じようなものなので、ちゃんと「支庁所在地」という呼び方もある。

(支庁名) (支庁所在地) (最大都市)
石狩(イシカリ)   札幌市   札幌市
空知(ソラチ)   岩見沢市  岩見沢市
後志(シリベシ)  倶知安町  小樽市
胆振(イブリ)   室蘭市   苫小牧市
日高(ヒダカ)   浦河町   浦河町
渡島(オシマ)   函館市   函館市
檜山(ヒヤマ)   江差町   江差町
上川(カミカワ)   旭川市   旭川市
留萌(ルモイ)   留萌市   留萌市
宗谷(ソウヤ)   稚内市   稚内市
十勝(トカチ)   帯広市   帯広市
釧路(クシロ)   釧路市   釧路市
根室(ネムロ)   根室市   根室市
網走(アバシリ)  網走市   北見市

Hokkaido3 こんなふうに北海道には14個の区分(「~支庁」という呼び方の他に「~地方」という呼び方もあります)がある。その中に、このとおり3つ、最大都市と支庁所在地が食い違うところがあるのね。全国の県では4つしかなくても、北海道ではすでに3つあるので、マコにはたいして珍しいことに感じなかったわけなのです。

ちなみに補足。「北見地方」「紋別地方」という呼び方があるけど、これは「網走支庁」の一部であって、網走支庁が広すぎるために天気予報の便宜のためにソレ用に区分されたもので、正式な呼び方ではない。

さて、せっかくなのでさらに補足。本州の人は北海道の高速道路がなんであんなすみずみにまで張り巡らせるのだろうとよく疑問に思う(いや、疑問に思う前に無駄という先入観で見ている)わよね。

そう思うたいていの人はおそらく北海道の支庁の行政システムを知らないのだと思うわ。

Hokkaido4 これを見てちょうだい。上の支庁所在地に北海道の高速道路計画図を重ねたのがコレ。支庁所在地のマル印がないと、なんでそんなに道路に枝葉がいるの??って思う図が、これなら一目瞭然、説明はいらないでしょ?

北海道は広すぎるために札幌市がなんでも中心になるわけにはいかず、この支庁が中心になって体系が作られているの。

たとえば、十勝沖地震が起こったとき、札幌市に災害対策本部ができたって現地まで5時間以上もかかるので満足に機能しないけど、帯広市なら1~2時間で支庁内のどの現地にも到着できる。もちろん、救急医療体制も同様ね。

それにしても珍しいのは、「○庁所在地」が「市」じゃなくて「町」ってのが2つもあることかな。なぜ後志支庁の支庁所在地が小樽市でないのか北海道の人にとっても不思議なのダ。

※追記:現在は「支庁」ではなく「振興局」という呼び方に変わっていて、さらに「網走支庁」だけは地名の部分まで変わって「オホーツク総合振興局」というふうになっています。でも網走地方って相変わらず言ってますがw

|

« マコ一家が転勤! | トップページ | 町の便利さ指数(1) »

コメント

本当にそう思う。
函館本線のニセコが室蘭本線の洞爺湖町だって?
全然道が無いじゃないの。

投稿: 江戸の田舎者 | 2018年7月17日 (火) 18時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 北海道の行政区分:

« マコ一家が転勤! | トップページ | 町の便利さ指数(1) »