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2006年7月31日 (月)

自然渋滞が続くメカニズム

マコは会社で道路行政関係の事務の仕事をしているのでこういう情報はよく目に付くのね。で、今回はマコのお気に入りサイト「日本の道を診る」さんでピックアップされている渋滞について、マコもひとつ興味深いお話をご紹介ちまちょう。

これはマコの会社で取っている月刊誌「道路(日本道路協会)」という書物でかなり前に出てきた解説を、マコの記憶と脚色でいいかげんに味付けしてみたのわw

有名な落語ネタで、「渋滞の先頭は前に何もいないのになんで先に進まないんでしょうね~」なんていうのがあったよね。地下鉄はどこから中に入れるんでしょう~なんていうネタと同じように、笑えるけど考えてみれば本当になんで?って思えてしまうからウケるんだろね。

だけど、たいていの人は「赤信号で停まってる」「料金所で停まってる」「工事で停まってる」「右折待ちの後で停まってる」などのようなところは容易に想像ができるので、渋滞にハマった人は赤信号→警察、料金所→(旧)公団、工事・右折→道路管理者のようなところに苦情をガンガン入れて、全くお役所の役人は利用者の方を向いていなくてケシカラン(#`д´)=3プンプン

…と思っていることでしょう。

ところが、実際によく渋滞にハマった人の経験として、渋滞を抜けたときに明らかに「コイツのせいだ」と思うような物が必ずしも無い…ってことがよくあるでしょ?

実はそういう渋滞の方が多く、マコの前の日記にも書いたように実際に道路が通せる車の量(=交通容量)以上に車が殺到するために起こる渋滞を「自然渋滞」というというふうに説明されていましゅ。

じゃあ、容量を増やせばいいじゃないの!と思うかもしれないけど、実はそう簡単にはいかにゃい。マコの前の日記にも書いたとおり、

Kotsu1 交通容量を越える車が殺到しても、全員が速度違反をしていれば渋滞は起きないのわ。ところが!

Kotsu2 ここでたった1台が路上駐車をして車線を塞いだ場合、後続車がどんどん溜まっていく(ただこの時点では自然渋滞ではない)。ここで駐車車輌がいなくなったとき、渋滞はすぐ解消するのかというと実はここがポイント。

Kotsu3 交通容量が100%を越えている間は原因車輌を取り除いてもいつまでたっても渋滞は解消しないのダ!!(ここで自然渋滞となる)。

渋滞ゾーンを抜けて出る車の台数よりも、渋滞ゾーンに入る車の台数のほうが多い限り、渋滞ゾーン内の台数が増え続けるので障害物がなにもなくても渋滞が解消しないのにゃ。

視点を変えると、
(1)車間距離100mで時速60キロで流れている場合
(2)車間距離10mで時速6キロで流れている場合
上の例で(1)は渋滞じゃないけど、(2)は渋滞でしょ。でも、通過交通量は同じなのがわかるかな?(車長は無視ねw)

つまり、ひとたび車間がつまってしまうと、渋滞の最後尾につく車が減らないと延々と原因不明な渋滞が続くことになる。

交通容量に対して150%の台数がビュンビュン走っているところでそんなことがおこると、渋滞のせいで速度違反ができず、100%の台数しか通れなくなる。オーバーした50%の車はとたんにどんどん渋滞の最後尾にたまっていき、渋滞はさらに激しくなっていくわけなのダ。だから交通容量を1割や2割増すような改良をしても解消しないのよ。

これは当然違法駐車者が原因だけど、原因者は渋滞発生の最初の時点でいなくなるから罪の意識は小さい、というか、自分が渋滞の原因だと気づいていないことが多いんじゃないかな?

自然渋滞を防ぐには、原因となる行為をやめさせないといけないのダ!路駐なんてもってのほか!そのほかにもトンネルの入口でついブレーキを踏んでしまうとかいう地味な原因もある。

あと、月刊道路でも「車間を詰めて走ってはいけない」という結論を出していたと思うけど、現実的に車間を開けて走ると割り込まれるだけなので対策にならないと思う。

マコが思うには、滞留車がどんどん渋滞ゾーンを抜け出ればいいので、「渋滞を抜けたと思ったら一気に加速よっΣd(゜∀゜)」が現実的に一番だと思うんだけどナーw

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